楽する手ごね
こんにちは!
今回は、家でのパン作りでの一丁目一番地『手ごね』です。
小麦粉、イースト等材料に水を加えて台の上でこねて、たたいて、のばしての作業をひたすら繰り返し、グルテンを形成させていくのがパンの手ごねですが、これが非常に疲れる、汚れる、時間がかかるとある意味で苦行なのです。この苦行が嫌でパン作りを敬遠されている方もいらしゃると思います。で、当ブログでは『It's so eazy~』を謳っているので、極力簡単な手ごねを模索したく思います。もちろん、丹精こめ、手間を掛ける手ごねの醍醐味、苦心して素晴らしい生地が出来上がった時の満足感、達成感を否定するつもりは毛頭ありません。そもそも製パンの試行錯誤の長い歴史の中で、完成された生地作りの方法は結局、台の上でひたすら『こねて、たたいて、のばす』事なのですから・・・
しかし過去にもこの手ごねの苦行から解放されたいがために、幾人ものパン職人、技術者、起業家、探求者、怠け者、おうちゃく者、山師達が挑んだことと思います。で、今回、自分もその戦列の末席に加わる所存でございますのでございます~~ ('◇')ゞ
手ごねの『苦行からの解放』のため、人類が行きついた先は機械化です。いわゆるミキサーです。モーターでこね棒を回し、パン生地を捏ねていくスタイルです・・・エ!!もう『苦行からの解放』完成されちゃってますよね!これって!・・・
今では、家庭用卓上ミキサーまで有りますから・・・。なにやら、胡散臭い決意表明みたいな事まで書きましたが、もはや人類規模の『苦行からの解放』への貢献は『Too Late』です・・・
ですので、あくまでここではミキサーをお持ちでない、ご家庭でのパン作り限定での『苦行からの解放』のお話です。
まず、パンを捏ねる事のイメージ作りに、卓上ミキサーでのパン捏ねをご紹介
スイッチをひねればフックが回りだす。
手ごねだとまず、手がべちょべちょ状態になります
手にへばり付いてくる、ねちょねちょ物。地味に不快になってきます。
シャカシャカシャカシャカ!!ブンブンブンブン!!
この高速!見て下さい!常人ではまず無理でしょ~!
なめらか~に、つるっと整ったパン生地。
いや~!これを手でやるのかなりきついですよ!!
ミキシングで形成されたグルテン膜
この状態になるまで手でこねるのすごく大変です。疲労困憊です・・・
でもその分だけ、こみ上げてくる喜び、達成感、生地に対する愛しみがあるのは事実です。
ともあれ、この作業を楽に手でこなし、良いパンを作りたいというのが趣旨であります。
次は、実践編です!
では、また!