オーブントースターでのパン作りって経済的なの?
こんにちは!
以前、書いた『なぜ、オーブントースターでパンを焼くのか?』で理由の一つとして挙げた経済的か、否かについてのお話です。つまり電気料金のことです。
オーブンレンジ(以後オーブン表記)で焼く場合、まず「予熱」があります。210℃設定でこれに15分は掛かりますよ。これってもったいなくないですか?このオーブンのちょびちょび庫内温度が上がっていく予熱時間。その間にも、確実に電気料金は発生しているのです。そうしてからのいよいよの本焼きです。実に長い、もったいない。トースターだと、予熱に2分もかからないのではないでしょうか。トースターお得感ありますよね!
では実際に自分がこれまで両方で焼いてみた経験を踏まえて計算してみましょう。
(あくまで、私見です。了承下さい)
両方で食パンを焼いたとします。
生地重量 250g(小さめの食パンです。大きいとトースターで焼けないので)
電気料金の単価は29.92円/kwhとします。
オーブン(自宅のは1250w出力)
予熱15分 本焼き18分 計33分
1250w=1.25kw
33分=33/60分=0.55h
1.25kw✕0.55h=0.6875kwh
0.6875kwh✕25.92円=17.82円
トースター
(自宅のは1200w出力ですが表面だけすぐ焦げるのでMAXにしないので1000wとします)
予熱 2分 本焼き25分 計27分
1000w=1kw
27分=27/60分=0.45h
1kw✕0.45h=0.45kwh
0.45kwh✕25.92円=11.664円
一応、こんな感じの数字が出ました。
この差額を大きいと見るのか、小さいと見るのか個人の判断です。
(予熱の時間など、ざっとした計算です。まちがってたらすいません。)
あと、重要な事があります。
オーブンでは2本同時に焼く事ができるのです。
つまり
トースター
電気料金約11.7円で食パン1本
オーブン
電気料金約17.8円で食パン2本
となることもあるのです。
自分の感想を言えば、思いのほかトースターで焼く事が、難しく、手間がかかり、疲れるというのが率直な感想です。とにかく、アルミの傘を被せたり、取ったり、本当に面倒なのです。ですので、目を離すこともできず、常にトースター付近での待機状態になってしまうのです。あと、自分のトースターは構造上、熱棒との距離の問題で特に大きいパンを焼く事に不向きな気がします。
やはりパンを焼く事においては電気料金の差額を踏まえても、その性能の違いは如何ともしがたくトースターよりオーブンの方が有利に感じました。
では、また!