トースターの放射VSオーブンの対流
こんにちは!
今回は 、トースターとオーブン、その加熱の特徴を簡単にご紹介します。
*注・・・今回は『オーブントースター』を『トースター』。『オーブンレンジ』『ガスオーブン』等を『オーブン』と表記いたします。
*トースター
ヒーターを通電して発熱させその赤外線の放射で食品を加熱する。
一言で言うなら『放射』
*オーブン
赤外線を庫内で対流させパン生地を覆う熱で焼き上げる。
一言で言うなら『対流』
イメージ図
『トースターの放射』
『オーブンの対流』
選択すべきは二つの加熱方法!
直に加熱作用のあるトースターの放射!
全体を覆い加熱していくオーブンの対流!
阿形と吽形
龍と虎
北斗と南斗
放射と対流
パンを焼くのにどちらが勝っているのでしょうか?
どちらが真の焼き窯にふさわしいのでしょうか?
ここで、以前にも載せたこの図をご覧下さい。
(私見がてんこ盛り ご了承下さい)
パンを上手に、ふっくら焼くこつは、熱により外側が固まってしまう前に、さらに内側も加熱していき、その膨張力を出し切ってしまう事なのです。つまり内と外の加熱加減のバランスが大事なのです。
そのことを踏まえれば、放射のトースターか対流のオーブンか、どちらが適しているかは、火を見るより明らかなのです!
オーブンの対流する熱がパン生地を四方八方、熱で覆う仕組みの方が、トースターのヒーターの放射により直に加熱する仕組みより、パン生地の外側、内側の両方にバランスの良い熱伝導ができるのです。
で外側、内側の熱伝導のバランスを欠くとどうなるか。外が硬いのに中はまだ膨張中だとしたらどうなるのか?・・・北斗の拳になります。内側から外側に破壊されるのです!アベシ!!
ハイ、
話を続けます。
で、今、僕は訳あってあえてトースターでパンを焼いているのですが、そのトースターですが、別段、パン生地を焼成するために買ったわけではありません。もともと、家に有った物です。
機種名は『koizumi kos-1215-R 1200w』。
すごい歴史の長いメーカーみたいです。感動した!!
これが庫内の平面図です。
確かに狭いのですが、問題は高さです。8cmは正直きつい!ちょこっと窯伸びしたらすぐ天井です。で、そこには触れたら最期のビリビリ棒よろしくギンギンに熱を発したヒーターが備え付けられているのです。高さがあるパンを焼くのは至難の技なのです。
高温のヒーターからの放射。これを和らげるための方法として、今のところアルミの傘を被せたり、取ったりして上火を調整しているのです。
一応、多少は難しいミッションに臨んでいるんだとご理解いただければ幸いです。
そこに、意味があるのかはわかりませんが・・・
では、また!