it's so eazy パン作り

元ベーカリー勤務経験者が簡単で美味しい、家庭でのパン作りに悪戦苦闘する模様を綴ります。

ホームベーカリーで湯種食パン

こんにちは!

 

前回、ホームベーカリーでsirocaのレシピどうりに食パンを作ったのですが、焼き上がったパンの美味しさに、正直愕きました。

 

「また、今回も同じレシピで・・・」

では、芸がないので配合は大体同じで、工程を少しアレンジしてみました。

 

湯種で作ります。

小麦粉にお湯を混ぜることによって、でんぷんが変化を起こします。

これを、パン生地に使うと独特のモチモチ感がでます。

 

  

 

使用ホームベーカリー

siroca SHB-722

 

作り方は簡単です。

パンを作り始めるちょい前に、一定量の小麦粉とお湯を混ぜるだけ。

今回は、湯種の特徴がしっかり感じられるよう20%の粉で湯種を作ります。

強力粉の量が320gなのでそこから64g(20%分)を湯種にまわします。

 

ボールに強力粉64g、お湯128gを入れ、混ぜ合わせます。

お湯の量を多くして、柔らかめの湯種を作った方が、後のミキシングの時に合わさりやすいので、自分は強力粉の2倍量のお湯で作ることが多いです。

f:id:umaipan:20190818065652j:plain

f:id:umaipan:20190818065735j:plain

ただ、混ぜるだけ・・・

f:id:umaipan:20190818065801j:plain

ラップして、今回はすぐに、使いたいのでドライアイスで冷やしました。

熱々の湯種をすぐに使っては、ダメです!

(生地温上昇、イースト死滅、でんぷんの変化等々・・・)

 

強力粉等、計量してセッティング。

湯種も入れます。

f:id:umaipan:20190818071504j:plain

 

コース等は前回と同じ。

f:id:umaipan:20190818072019j:plain

スタートボタン 「ピッー」

ミキシング開始。

バターはある程度生地が出来上がってからの、投入~

f:id:umaipan:20190818071523j:plain

f:id:umaipan:20190818071545j:plain

たまに、ヘラでこそいでやると、早く生地がまとまります。

f:id:umaipan:20190818071619j:plain

 

そして、発酵をさせて・・・

焼き上がり!!

f:id:umaipan:20190818071652j:plain

かさが出ていないのは、湯種の影響です。

グルテンの伸展性の良い、かさのあるふわっとしたパンでなく、伸びを抑えて内相の詰まった食感を重視したためです。

就寝中に焼き上がったため、型にはまった状態で、放置していたので、腰折れが発生しています。ケービングです。

就寝時間にパンが作れるのが『ホームベーカリー』の売りなのですが・・・

本当に焼きたて、アツアツだとどれも、雰囲気だけで美味しくなってしまう気がするので、ある程度、熱がとれた状態で朝食に食べたいので起床の3時間前に焼き上がりをセットしました。

f:id:umaipan:20190818071721j:plain

湯種食パン特有の、ぎゅっと詰まった内相のもっちり食感!

美味しく頂きました。