捏ねないパンで作った卵サンド
こんにちは!
先日、卵サンドを作ったので見てやって下さい。
まず卵のボイルから
鍋に卵2個と塩少々と水を入れ火にかける。
沸騰したら中火で12分。
終わったら冷水にさらす。
冷めたら、刻んでマヨネーズ36g、塩、こしょう少々
使用するパンは『楽する手ごね』で混ぜただけの生地にもかかわらず、結構なボリュームに焼きあがった、この甘口のパン。
混ぜただけの生地で作ったパン!なかなかいい感じですよね!
断面はこんな感じのしっとりタイプ。
長時間発酵なので小麦粉と水分が十分になじみ、口どけの良いパンになりました。
バターを塗る
サラダ菜が大量にあったので大胆にのせる。
ピクルス少々も追加。
塩をサッとまぶす。
卵サラダを挟んでもう出来上がり!!
厚めにカットした大ぶりサンド! ボリュームがすごい!
たまごマヨにしっとりブレッド! 想像どうり優しい味わい・・・
サンドイッチの抱える問題
卵サンド、定番の人気商品ですよね!コンビニに行けばずらっと並んでます。
卵サンドに限った話ではないのですが、サンドイッチという商品を売り手側から言わせてもらうと、実に悩ましい商品なのです。ひとつは具材の水分をパンが吸収してしまうというビチャビチャ化問題。こちら、想像つきますよね。
あと、もうひとつ・・・皆さんパンの保存はどのようにしていますか?まずは常温、そして長期保存は冷凍庫ではないですか?冷蔵庫はご法度、よろしくないというのが一般的な考え方ですよね。パンの中のでんぷん質がちょうど冷蔵庫の温度帯が一番劣化しやすいためなのです。これは同じようにでんぷん質を含むご飯もいっしょです。カピカピになりますよね。しかし、ベーカリーでサンドイッチはどのように売られてますか?そう!冷蔵ですよね!矛盾してます。小学生の揚げ足取りのネタみたいな話ですよね。お客には「パンの長期保存は冷凍で!冷蔵はNGですよ~。つまりでんぷんが~~<<><><,」なんて説明してるそのすぐ脇の冷蔵ケースにずらっとサンドイッチが冷蔵状態で冷え冷えで並んでるのですから。もちろん理由があって、サンドの具材の劣化対策です。つまりパンの側を犠牲にしてあえてそうしてるのです。あとは、経営上の効率性もありますが・・・
出来れば、サンドイッチのパンにしたって、でんぷんの劣化で固くなったパンではなくふわっとしたパンがいいですよね。その為には、オーダー受けてその場で作って提供するスタイルが理想ですよね。ま~実現するのはいろいろ諸問題で難しいのですが・・・。(逆に冷蔵保存した方がおいしくなるサンドイッチもあります。またの機会に書きますが・・・)
とにかくサンドイッチというのは、その売り方、召し上がるまでの経過時間とその保存方法等々の諸条件で出来立ての品質からの下振れリスクがかなり大きいのです。あの、大ハンバーガーチェーンでも持ち帰って、数時間後に食べたらやっぱり出来立てを店で食べるのとは大分違いますよね。
以上、サンドにまつわるエトセトラでした。
では、また!